楽天テクノロジーカンファレンス2010に参加してきました。
http://tech.rakuten.co.jp/rtc2010/
初めて参加してきましたがスポンサープログラムなど無くてどのプログラムも楽しめました。
特別講演 (三木谷 浩史氏)
日本だけではマーケットが小さいので世界に出るべきだし楽天はそこを目指しています。って内容だったかと。
個人的には日本が縮小するわけではなくて世界が広がるから日本が占める割合が小さくなるのかなと。
だからこそ日本の外でも勝負しようって話はわかる。
eコマースの比率を比較していたけど日本が1.7%程度だった。日本だけでもまだまだ伸びそう。
あと「情熱」とか「夢」とか言ってたのが意外でした。もっとビジネスチックな人かと思ってた。
基調講演「グローバル・エンジニア」(まつもとゆきひろ氏)
- 士農工商プログラマ
- until success() do try() end
エンジニアのゴール(success)のお話でした。グローバルはだましだまし挟んでる感じ。
個人的にはプログラマの地位あげるならもっと環境とか厳しくしてプログラマの敷居高くすればいいかと思う。
successについてはやり続ける感じ。結局はpdcだよね。
アジャイル開発のグローバルな現状と日本の位置および、楽天におけるアジャイル開発への挑戦
平鍋健児氏
- 海外はアジャイルと言えばスクラムが50%
- 使う人と作る人の一体感
- アジャイルと日本人は特性的に合わないかも知れない
- 日本でのアジャイル開発はリーダーシップに解があるのかもしれない
ひさびさに平鍋さんみた。
スクラムが流行ってるのはなんとなく感じていたけど50%とは。個人的はXP派。
アジャイルと日本人の相性は確かに合わないところもありそう。不確実性の嫌悪とかやっぱりある。
個人的には顧客側との契約と、顧客側でのシステム導入の評価方式が変わらないと難しいとは思う。
田澤久氏
- 楽天でのアジャイル率は5%程度。興味はある
- 導入の判断は「現場にとって嬉しいか」「ビジネスにとっての影響度」「説明のし易さ」
- 楽天レシピはアジャイルで開発
- ルールじゃなくて基準を作る
開発する側としては環境整える系(共通化チームとか)とは距離とりたい感じなんですが、田澤さんの話を聞くとすごく考えて整備しているのでちょっと反省。
懇親会
懇親会にも参加しました。ごちそうさまでした。おいしかったです。
あれが噂の社員食堂なのですね。
楽天のエンジニアの皆さん、講演された方、お疲れ様でした。