改めて意識できたのは規模の見積りと期間の見積りは別物。
当たり前なのだけれどなかなか切り離せない。
ほとんどのプロジェクトで納期が動かせないのがそこら辺に陥ちゃうところかもしれない。
目次は下記
第1部 問題とゴール
1章 計画の目的
2章 なぜ計画づくりに失敗するのか
3章 アジャイル手法第2部 規模を見積もる
4章 ストーリーポイントによる規模の見積り
5章 理想日による見積り
6章 見積りの技法
7章 再見積り
8章 ストーリーポイントと理想日第3部 価値のための計画づくり
9章 テーマの優先順位づけ
10章 金銭価値による優先順位づけ
11章 「 望ましさ」による優先順位づけ
12章 ユーザーストーリーの分割第4部 スケジュールを立てる
13章 リリース計画づくりの基本
14章 イテレーション計画づくり
15章 イテレーションの長さを決める
16章 ベロシティの見積り
17章 不確実性に備えるバッファの計画
18章 複数チーム編成プロジェクトの計画づくり第5部 トラッキングと情報共有
19章 リリース計画のモニタリング
20章 イテレーション計画のモニタリング第6部 なぜアジャイルな計画づくりがうまくいくのか
22章 なぜアジャイルな計画づくりがうまくいくのか第7部 ケーススタディ
23章 ケーススタディ:ボムシェルタースタジオ
規模の見積りって意外と難しい。すぐ何人月って1ヶ月って時間の中の作業量で表してしまう。
これはこれで伝統的であり会社によっては精度が高ければよいのだけれどチーム内で機能の見積りするにはやはり不十分に感じます。
本書ではストーリを見積りポイントで見積もります。
見積りポイントはストーリー同士の大きさから相対的に求めます。
更に一人で求めるのではなくチームみんなでそのポイントを見積もるのです。
本書ではプランニングポーカーを利用してその相対的なポイントを求めています。
プランニングポーカーは聞き慣れない単語ですがポーカーで想像できるように
メンバーがカードを出し合って見積りポイントを見積もる手法です。
カードは主に「1,2,3,5,8」といった番号が割り触れられています。
これを各個人がストーリーに応じて出し合います。
ここら辺は機会があれば利用したいですね。下記から購入できるみたいです。
Mountain Goat Software | Planning Poker Cards
プランニングポーカー以外にも参考になる手法や考え方が盛りだくさんです。
今年はアジャイル本の当たり年!
「アジャイルな見積りと計画づくり」と「アート・オブ・アジャイル デベロップメント」の両方を読めばそれで充分な気がします。
この二つはボリュームがありますがそれ以上の内容です。アジャイル好きの方は必読です。
あと「アート・オブ・アジャイル デベロップメント」では「アジャイルな見積りと計画づくり」の内容が出てくるので「アジャイルな見積りと計画づくり」を先に読むことをオススメします。
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