SEとプログラマが利益を得る方法

By | 2008/1/28 月曜日

組織に所属している以上、組織の利益を求めるのはあたりまえだけど
SEやPGの立場で仕事をしているとちょっと悩む。いや、だいぶ悩む。

これは中小企業のソフトハウスが前提なのだけれどソフト会社といっても実態はほぼ人材派遣である。

私が勤めている会社もほとんど派遣で一部社内で一括請負をしている。
そんな中で派遣されている社員が組織の為に利益を求めるのはとんでもなくしんどい。

まず派遣で行く場合、1ヶ月いくらの世界でありその時の交渉で金額が決まる。
派遣先でスキルを見せても単価が上がることはあまりない。
上がったとしてもわずか1人月の10%程度の話でありそれは組織全体から見てもほんのわずかである。

結局は人月単価で作業している限りSEやPGの利益は一人分に毛が生えた程度である。

一括請負の場合でもソフトハウスで請負える範囲であればそれほど差が無い。
例えば30人月の仕事を5人で6ヶ月行えば派遣と差はない。
これを4人で6ヶ月行ったと想定する。

1人月、70万と仮に設定すると顧客から支払われる金額は30人月×70万=2100万
1人あたりのコストを60万で計算すると4人×6ヶ月×60万=1440万。
利益は2100万-1440万=660万である。
これを一人当たりの利益にすると660万÷(4人×6ヶ月)=27.5万である。
1人月の費用が60万かどうかは考えるところであるがこの金額は少なすぎる。

更に一括請負はリスクが高くこの利益では受ける事はできないだろう。

これを考えるとソフトハウスが30代以上にマネージメントを勧める理由が分かる。
マネージメントであれば自社の人間ではない費用が安い人員を使う事ができる。

一人当たりの費用が下がれば当然利益は上がる。
なのでソフトハウスの経営陣はマネージメントできる人材を求めるのであろう。

また別に利益を求める方法として、SEやPGをプロジェクトに入れ次のシステム開発にお呼びがかかる事を期待する方法もある。

今まで勤めてきたソフトハウスは大体こんな感じだ。

マネージメントで差額から利益を求めたり、次の発注を見込んでプロジェクトに参画するなどして利益を得る(若しくは見込む)のは分かるのだけれど
それってソフトウェアを作るって部分には関係が無い。

そこで問題なのだけれど顧客の問題を解決したり素晴らしいプログラムを作ってもソフトハウスの利益には直結しない。
利益がでる仕組みはそれとは無縁の部分なのだ。

悲観的な部分や数値に根拠が無い部分もあるけれど、SEやPGが利益を求めるのが難しいと考えさせられる。

タイトルには方法と書いているが全くその方法は分からない。
「ソフトハウスがソフトを作って利益を得る」って当たり前に聞こえるがどれだけの会社が実践できているのだろうか?
SEやPGがソフトを作ることで利益を得る方法を知っている方は教えて下さい。

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