プログラマの生産性について個人差があるのは周知の事実で
仮に5人のプログラマが所属するチームがあったとする。
そこに所属する凄いプログラマが全体の50%以上の業務をこなしたと想定すると
Aさん:50%(凄い)
Bさん:20%(普通)
Cさん:15%(普通)
Dさん:10%(しょぼい、新人)
Eさん:5%(ダメな人)
合計:100%
だったとする。
ここでチームのリーダが全体の生産性を上げたい為に
エディタ「hoge editor」を各プログラマに利用する旨を通達した場合何が起こるかというと、普通な人は当たり前にエディタ「hoge editor」を利用していたので生産性は向上しない。
しょぼい人or新人は利用することにより5%の生産性が向上した。
ダメな人は何を使ってもダメなので生産性はそのままだとすると
以下の様になる。
Aさん:30%(凄い)
Bさん:20%(普通)
Cさん:15%(普通)
Dさん:15%(しょぼい、新人)
Eさん:5%(ダメな人)
合計:85%
15%減だ。
凄い人は自分に合ったエディタを使っている為、リーダーが導入したエディタでは
生産性が減少する。
これは野球選手のグローブやサッカー選手のスパイクと同様に
そのツール自体の機能は他から見ればかわりがないが利用する本人にとっては大きな違いとなる。
なのでチームリーダの勝手な判断でエディタはこれを使いなさいと押し付けてることはチームとして非常にリスクになる事に気付いて欲しい。
現在はいろいろな面で自分の端末にアプリを導入するのも申請制になっているところも多いと思われるが、チームにとって何が大事かを判断しリーダーには体を張って欲しいものだ。
※2008/01/29 記事内で全作業量と生産性の値がごっちゃになって記載されています。よって「hoge editor」利用時の数値は間違っております。詳しくは「とおりすがり」さんのコメントを参照下さい
実例に基づいているならば、良いが、
そうでなければ数字上のトリックにすぎないようにも見える。
なぜなら、なぜAさん20%減なのか?なぜ5%増なのか?
Aさん 10%減他10%増ならば、全体+10%になる。
上記訂正
Aさん 10%減Dさん10%増ならば、全体はかわらない。
とむさんコメントありがとうございます。
自分の経験から基づいた数字であり
実測した訳ではないのでトリックと言えば
そうなのかもしれません。
特にAさん20%減は言いすぎかも
凄い人はあたえられたツールであっても
効率的に使いこなそうと試行錯誤するので
5%減くらいに抑えれるのかも知れません。
ただ制限するのでやっぱり減になると思うんですよね。
制限ではなく推薦であれば、上がる人には提供して減になる人は
やっぱり自分の道具を使った方がチームとして最大値になると思います。
チームとしての最大値を目指すのであれば
制限するのは目的に反すると思います。
ただしリスクを低減したい場合にはある程度効果があるかもしれません。
おや。これは僕の日記に対する応援メッセージと受け取っていいのかなw
うちの職場のポリシーは、全員が同じ物使ってた方が問題が発生しにくいでしょう、とのこと。
個人的に使いたいものを導入した結果、何か発生すると、それ見たことか、となる。
それも一理あるけど、やはりそれなりに経験を積んだ人には足かせにしかならないと思うよね。
kataさんこんにちは
受け取って下さいw
「それ見たことか」ってやっぱ導入させる側の都合ですよね。
数字上のトリックでしょ。
だって、%の元となるのは、「全作業量」。個人の生産性とはちょっと違う。
だから話だと、A さんは、ツールを使ったことにより 30/50 = 60%。つまり Aさん個人の生産性は-40%となり、
D さんは 15/10 = 150%で、Dさん個人の生産性は+50%となる。
文面どおり、Aさん個人の生産性が -20% ならば 全体の作業量の 40%を行ったはずで、Dさんの個人の生産性が +5% ならば 全体の作業量の 10.5% が行えた作業量。
結果、全体としては、 -9.5% 。
だとすると、結論は違って、[
作業量の多い人が生産性の高いツールを使いなさい] or
[個々人の生産性が高まるようなツールをつかいなさい]
になりそうですな。
記事の中では全作業量と生産性がごっちゃになって記述されています。
トリックではなく私の間違いでした。
「とおりすがり」さんご指摘ありがとうございました。
とむさんのご指摘もその部分を指しいたのでしたら見当違いの回答で失礼致しました。