ソフトウエア・ファクトリーは「バズワード」か?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20061031/252274/
新日鉄ソリューションズの取り組みは管理し易くなると思うが品質が上がるとは思えない。
いくら体制整えても結局、見積りとスケジュールを間違えれば
質はいくらでも落ちるし、顧客からの要求を捉え違えてしまえば使い物にならないシステムにはいくらでもなる。
結局プログラミング&テストでの品質って納期やら仕様に依存するので、元がダメならプログラミング&テスト側でカバーできる事ってほとんど無い気がします。
このやり方が向いている分野もあるとは思うけど、今のSIerが受けている仕事で適用できる範囲ってどの程度なんでしょ?
個人的にはソフトウェア工場って人間味がなさそうで嫌だな。(ネーミングの問題?)
いわゆる工場と比較すれば、作業の細分化とその逆の組み立てがマニュアル化してスムーズにできるかどうかというところにかかっているんじゃないでしょうか。
それには部品の規格化が必要だと思います。ボルトとナットとか、小さいものからもっと大きいものまで。
ソフトは複製が簡単なので、片方では統一しようとする反面、もう片方では統一しないように、ベータVS VHSみたいな戦いがあったりするのかな?
(ここまで全部妄想です)
工場に関する考え方はitochanさんのおっしゃる通りです。
ソフトウェア工場の考え方と一致していると思いますしある部分では適用可能だと思います。
が、ソフトウェアって結構一品物なんですよね。
お客様の業務が顧客管理や財務だったりした場合、各社によって考え方が違うのですよ。同じ顧客管理なんですが、顧客の定義が違ったりします。
商品を買った人が顧客だったり、問い合わせをした人が顧客だったりします。
そういった細かいニーズに答える場合、ほとんどのソフトウェアが手作りとなってしまいます。ボルトやナットなどの小さいレベルではほとんど統一可能なのですが、大きな部分ではほとんど不可能です。
この業界でない人からすると結構非効率ですね。
ちなみにベータ、VHSみたいな話はあまり聞きませんね。
コメントありがとうございました。