デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか
かなりメジャーな本ですが今回初読です。
前々から気になっていたのですが「「デスマーチ第2版」の写経」を読んで購読を決めました。
「デスマーチ第2版」の写経
http://f56.aaa.livedoor.jp/~tdnr/ppblog/index.php?id=06050004
前半部分はデスマーチの定義、政治、交渉、人、プロセスについて、後半部分は組織、時間、進捗、ツール、まとめとなっています。
この本はデスマーチに対して発生を抑えるというよりも発生した場合にどう振舞うべきかについて書かれています。
本書はデスマーチプロジェクトは特別な状態ではなく、よくある状態と定義しています。
わかっているけど認めたくなかった。
プロジェクトは失敗するのが当たり前!?
http://www.atmarkit.co.jp/im/cpm/serial/scene01/scene01.html
上記の記事でも成功率16%って書いているのでやっぱそうなのでしょうね。
政治やら組織について読むと正直「どうすりゃいいのよ」と思ってしまいますがとりあえずシステム開発(SIer系)に関わる人は必読だと思われます。
※この本を読む前にぜひ「ゆとりの法則」を読んでください。
引用も多いがですが共通の考え方として言及されています。
関連記事
ゆとりの法則
http://f56.aaa.livedoor.jp/~tdnr/ppblog/index.php?id=05120003
システム開発のトリアージは上流工程で!
http://f56.aaa.livedoor.jp/~tdnr/ppblog/index.php?id=06060003
参考(TB先)
『デスマーチ(Death March) 第2版』読了
http://psv.moe-nifty.com/blog_1/2006/05/death_march_2_a11d.html
やまざきの「あせらず、くさらず、一歩づつ」
http://d.hatena.ne.jp/yamaza/20060512