kuranukiの日記:ディフェンシブな開発 ~ SIビジネスの致命的欠陥
倉貫さん(XPJUG)さんの記事ですが、SIerのビジネスモデルについての
問題点を非常に熱く語っている記事です。
ビジネスは「売上げ - 費用 = 利益」であるのだから
最初に発注金額を決めた場合、利益の増減は費用にかかってくる。
そうなるとなにが何でもコスト削減が命題になってしまう。
記事ではそうした守りの姿勢を「デフェンシブな開発」と呼んでいるようだ。
「オフェンシブな開発」にはXPやRubyだよね的にかかれていて強い反論はないが、
個人的にはWFやjavaでも「オフェンシブな開発」可能だと思う。
問題はSIのビジネスモデルの部分である。
現場個人の解決案としてはSIerに未来は無いので
SIer→ユーザ企業(システム部門)
SIer→IT業界
と転職案が記されている。
非常に残念な結論だが実際に「SIer→ユーザ企業」はよく聞く話なので
現実的解決方法なのだろう・・・
エンタープライズ系で仕事をしている方は
倉貫さんの記事は非常に共感できるのではないでしょうか。